内容説明
博物館学芸員としての長年の経験を踏まえ、いまの博物館の抱える課題を抽出し、時代のニーズに合う博物館経営の姿を具体的に描きだす。
目次
第1章 博物館の現状と課題
第2章 博物館を作る
第3章 博物館を運営する
第4章 博物館事業と自立的経営
第5章 連携する
第6章 これからの博物館―運営から経営へ
著者等紹介
小林克[コバヤシカツ]
1959年新潟県生まれ。日本大学大学院修士課程(史学)専攻修了。現在、東京都歴史文化財団学芸員、日本大学芸術学部、千葉大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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1
思ったより散文的な文章だった。博物館経営論または覚書といった題の方がしっくりきそう。2017/07/25
ぽん教授(非実在系)
0
江戸東京博物館勤務経験のある著者によるものだけに、自分の経験を基にした具体例が豊富であり、指定管理者制度などNPMの嵐の中で今後の博物館がどうしていくべきかを著者なりにまとめた内容になっている。特に最後の章は良い。しかし、博物館学の中でもかなり経営論に傾いているので「新博物館学」というタイトルはいかがなものだろう。まあ、経営論が一番大事だとは思うけども。2014/07/19
mayu
0
さて、博物館経営のレポートを書こう。 そうなったときに絶対読むとよい本。 問題点とこれからのあり方の提起をしてくれているので良本。2011/03/03
keisuke
0
革命というワードが際立つ内容。自国以外の博物館のシステムも一案として掲載されている。2018/01/22