出版社内容情報
都城以外の都市、あるいは中国都城との関係にも目配りしつつ、形態や空間構造、統治の方法、京域観などを通して、古代都城の特質に迫る。
内容説明
古代日本・中国の都城について、その形態や機能、空間構造、統治制度、理念、都城観、仏教との関わり、地方都市への影響などさまざまな問題を通して、その特質に迫る。
目次
古代都城の成立過程―京の国からの分立
京の成立過程と条坊制
平安京の空間構造
古代地方都市の“かたち”
大寺制の成立と都城
中国における都城の理念と東アジア
中国古代都城の形態と機能
中国都城の沿革と中国都市図の変遷―呂大防「唐長安城図碑」の分析を中心にして
中国古代都城の園林配置に関する基礎的考察―都城外苑を中心として
著者等紹介
舘野和己[タテノカズミ]
1950年東京都に生まれる。1980年京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。のち奈良国立文化財研究所に勤務し、現在、奈良女子大学文学部教授・博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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