内容説明
東海の古代寺院・尾羽廃寺跡の調査に長年携わってきた著者が、伽藍の立地や構成の検証とともに、出土瓦や瓦窯跡等を詳細に分析、廃寺をめぐる古代史像を追究。各地の古代寺院データも豊富に収録した渾身の論考。
目次
第1章 尾羽廃寺跡の想定と検証(尾羽廃寺跡の研究史と伽藍の想定;尾羽廃寺跡の伽藍の検証)
第2章 尾羽廃寺跡の伽藍の設計(尾羽廃寺跡の寺地の選定;創建期金堂跡の規模 ほか)
第3章 尾羽廃寺跡出土の瓦(尾羽廃寺跡と東山田窯跡と瓦ケ谷窯跡;尾羽廃寺跡出土の軒丸瓦)
第4章 尾羽廃寺建立の背景(尾羽廃寺の建立と廬原氏;建立時期からみた尾羽廃跡寺 ほか)
著者等紹介
大川敬夫[オオカワトシオ]
1953年千葉県に生まれる。1979年大正大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、静岡市文化スポーツ部文化財課副主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- なかじまなかじま 2巻 花とゆめコミッ…
-
- 和書
- 「銀河鉄道の夜」とは何か