内容説明
本書は、考古学的な出土品としてひときわ光彩を放つガラス遺物の歴史を時代的・地域的にたどり、その概要をコンパクトにまとめようと試みたものである。
目次
第１章 ガラスの起源（ガラスの起源と釉；最古のガラス）
第２章 ガラス珠の製作と展開（鋳造珠；芯巻珠；金層珠；モザイク珠）
第３章 ガラス容器の製作と展開（コアガラス；モザイクガラス；鋳造ガラス；吹きガラス）
第４章 古代日本のガラス（日本の鋳造珠とその製作技法；金層珠の出土例；鋳造ガラスの出土例；ササンガラスの出土例；イスラムガラスの日本流入；正倉院のガラス）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いせん
1
図書館。ガラスの起源から世界を渡り正倉院まで。白黒ながら写真も豊富で比較などもしやすい。ガラスの形態、成分、地域などが明快な文章と流れで書かれている。たぶん読みやすいのだと思う。ただ私が世界史の素養がなく、部分的に知識のあるところを除いて、流れ読みするしかなかった。いつかまた知識がついた後に読み直してみたい。2014/05/17
陽香
1
199911202013/12/10
