内容説明
戦後民主主義の危機を戦争犯罪についての不徹底な「過去の総括」にまで遡りつつ、日本的な集団病理のメカニズムを通して分析―政治病理の深層社会学的な究明。
目次
序章 社会状況と日本的集団の原理
第1章 日本政治の組織特性
第2章 囚われたメディアと教育
第3章 日本社会の構成原理―細胞としての共同態
第4章 戦争犯罪の責任論再考
戦後民主主義の原点
第5章 不徹底な過去の総括と民主主義の翳り
著者等紹介
間庭充幸[マニワミツユキ]
1934年群馬県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程を経て、静岡大学名誉教授。専攻は社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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