内容説明
没後100年を迎えたロシアの化学者メンデレーエフ。周期律の発見に代表される彼の生涯と業績を、19世紀ロシアの近代化の過程と絡め語る。
目次
1 化学者メンデレーエフの出発(メンデレーエフの青少年時代;メンデレーエフの化学研究の背景―19世紀前半の化学研究;化学者メンデレーエフの出発)
2 メンデレーエフの周期律発見
3 転換期のメンデレーエフ(メンデレーエフの1870年代の活動―挫折と転換;メンデレーエフの危機の時代(1878‐81)
1880年代のメンデレーエフの化学研究)
4 晩年のメンデレーエフ(1890年代のメンデレーエフとロシアの近代化;メンデレーエフと度量衡学;19世紀末‐20世紀初頭の「物理学革命」とメンデレーエフ;メンデレーエフの社会経済思想)
5 メンデレーエフと日本
著者等紹介
梶雅範[カジマサノリ]
東京工業大学大学院社会理工学研究科准教授。専門は科学史。とくにロシアと日本の化学史。1956年2月8日横浜市生れ。東京工業大学理学部化学科卒、東京工業大学大学院理工学研究科社会工学専攻博士課程修了(学術博士)。1990年~92年にソ連のレニングラード国立大学(留学中にサンクト・ペテルブルグ国立大学と改称)にソ連政府奨学金留学生として留学。1994年から東京工業大学に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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