叢書・ウニベルシタス<br> うつむく眼―二〇世紀フランス思想における視覚の失墜 (新装版)

個数:

叢書・ウニベルシタス
うつむく眼―二〇世紀フランス思想における視覚の失墜 (新装版)

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年10月12日 05時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 798p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588140846
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1310

出版社内容情報

二〇世紀フランス思想は近代における視覚の覇権体制に反旗を翻した。絵画、写真、映画等々の視覚芸術から哲学、宗教、心理学、ジェンダーにいたる諸論点をめぐり、ベルクソン、サルトル、メルロ=ポンティ、レヴィナス、ラカン、フーコー、デリダらの思考が「反視覚」の一点において重なり合う圧倒的思想史にして、フランクフルト学派の研究で知られる著者の新展開を鮮烈に印象づけた記念碑的大著。

目次

序論
第1章 もっとも高貴な感覚―プラトンからデカルトにいたる視覚の変遷
第2章 啓蒙(EnLIGHTenment)の弁証法
第3章 視覚の旧体制の危機―印象主義者からベルクソンへ
第4章 眼の脱呪術化―バタイユとシュルレアリストたち
第5章 サルトル、メルロ=ポンティ、新しい視覚の存在論の探求
第6章 ラカン、アルチュセール、イデオロギーの鏡像的主体
第7章 眼差しの帝国からスペクタクルの社会へ―フーコーとドゥボール
第8章 死を呼び起こすものとしてのカメラ―バルト、メッツ、『カイエ・デュ・シネマ』
第9章 「ファルス‐ロゴス‐視覚中心主義」―デリダとイリガライ
第10章 盲目の倫理とポストモダンの崇高―レヴィナスとリオタール
結論

著者等紹介

ジェイ,マーティン[ジェイ,マーティン] [Jay,Martin]
1944年生まれ。1971年ハーヴァード大学哲学博士(歴史学)。以来、カリフォルニア大学バークレー校でヨーロッパ思想史を担当。現在は同校名誉教授。「フランクフルト学派」の「批判理論」の思想史的領野をアメリカからの視座で分析する研究を開始。のち、ヨーロッパ(とくにフランス)20世紀思想を「視覚の権威剥奪」の契機から読み解く思想史的分析などに研究対象を広げている

亀井大輔[カメイダイスケ]
1973年生まれ。立命館大学大学院文学研究科西洋哲学専攻博士後期課程修了。現在、立命館大学文学部教授。フランス哲学・現代思想

神田大輔[カンダダイスケ]
1974年生まれ。立命館大学大学院文学研究科西洋哲学専攻博士後期課程修了。現在、立命館大学文学部非常勤講師。ドイツ哲学・現代思想

青柳雅文[アオヤギマサフミ]
1974年生まれ。立命館大学大学院文学研究科西洋哲学専攻博士後期課程修了。現在、立命館大学文学部・大阪経済大学人間科学部非常勤講師。ドイツ哲学・現代思想

佐藤勇一[サトウユウイチ]
1974年生まれ。立命館大学大学院文学研究科西洋哲学専攻博士後期課程修了。現在、大東文化大学社会学部准教授。フランス哲学・現代思想

小林〓自[コバヤシタクジ]
1973年生まれ。立命館大学大学院文学研究科西洋哲学専攻博士後期課程修了。現在、立命館大学文学部等非常勤講師。ドイツ哲学・現代思想

田邉正俊[タナベマサトシ]
1976年生まれ。立命館大学大学院文学研究科西洋哲学専攻博士後期課程修了。現在、立命館大学文学部等非常勤講師。ドイツ哲学・現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。