内容説明
世界の一流年金基金、ハーバードなどの大学財団、世界の富豪たちが採用する「長期投資の王道」を、“ふつうの人”が年1回のフォローでできるよう、その方法と商品選びにまでやさしく解説。
目次
第1章 あなたは年金をいくらもらえるのか?
第2章 あなたの年金はこうやって運用されている
第3章 世界の年金基金の最先端運用法はこれだ!
第4章 “私的年金ファンド”を作ろう!
第5章 こうやって運用すれば年金不安も怖くない
第6章 明るい未来のために
著者等紹介
北村慶[キタムラケイ]
慶應義塾大学卒。ペンシルベニア大学経営大学院(ウォートン・スクール)留学。大手グローバル金融機関勤務。(財)日本証券アナリスト協会検定会員、ファイナンシャル・プランナー一級技能士(国家資格)。日米欧で、投資ファンド、M&A仲介・コーポレートアドバイザリー業務、および環境系を含むプロジェクト・ファイナンスや金融商品開発に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
時次郎
4
アベノミクスによる最近の株高を受け、GPIFの運用で日本株式の割合が増えるのはリスクが高すぎて危険である。といったマスコミ報道があったが、本書によれば全くの誤解であり、日本人の投資=ギャンブルであるといったフィーリングだけで判断してはいけないことが分かる。個人的には、我々の厚生年金を使ったグリーンピアや厚生年金会館といった箱物への支出のほうがギャンブルであると思う。老後を考えると個人投資の重要性が心に重くのしかかるが、GPIFの運用とあわせて運用先を考えることの重要性に気付かされた。良書。2015/04/06
Maiラピ
3
装丁と装画、それとタイトルすべて、地味!実際、このルックスからイメージして読む前から半分挫折気味、そして、年金世代の人々が読む本なんだろうと思ってました。(実際は20代から50代だけど、主に30代、40代の人を対象にしてます)60歳以後の必要資金、公的年金で足りない分、2000万から2500万を自己責任において、自助努力で私的年金を貯めなくちゃいけないらしい・・・その理論を教授、指南をしてくれますよ。実行にうつさなくても、この理論、考え方と自分が置かれてる現状と事実を知ることだけでもOKだと思います。2009/02/26
ぴかいち
2
とてもわかりやすかった! 株価はランダムウォークするから、どれを買うとかいつ買うかではなくどんなポートフォリオにするかで勝ち負けは決まってるというロジックが腑に落ちた。私的年金と公的年金を組み合わせて最適なポートフォリオを作る。これを社会人でやってみたい。2017/10/26
Narisawa Takuya
1
公的年金の運用先を理解すると、 私的年金の運用先を株や外貨にすることでポートフォリオが安定する 早速、読んで私的年金のバランス変更 米国の株高もあって、おかげで儲けた2017/09/05
Shinya Ishihara
1
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/0d4bd2ef00661c3a40cb42e5b4f618b92008/10/04
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- 和書
- ほんちゃん