有斐閣コンパクト<br> 近代ヨーロッパ国際政治史

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有斐閣コンパクト
近代ヨーロッパ国際政治史

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  • サイズ B6判/ページ数 370p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641173712
  • NDC分類 319.3
  • Cコード C1031

内容説明

近代ヨーロッパはどのような世界だったのでしょうか。主権国家は、いつ、どのように形成されたのでしょうか。近代ヨーロッパは、国際社会の規範を形成し現代国際社会の源流と伝統を築き上げました。王侯・貴族から絶対君主へ、そして主権国家へという国際政治上の主役の移行をふまえ、16~20世紀初頭の近代ヨーロッパ四百年の国際政治史を活写します。

目次

近代ヨーロッパ国際政治史の視点
第1部 近代国際社会の黎明(近世最大の封建領主と宗教戦争;弱小国イングランドの苦悩;三十年戦争と帝国の再編)
第2部 「長い18世紀」のヨーロッパ国際政治(ルイ14世の野望と「長い18世紀」の始まり;ロシア帝国の台頭と拡張;「大王」と「女帝」の確執―神聖ローマ帝国の運命;「愛国王」の孤立とアメリカの独立;フランス革命とナポレオン戦争)
第3部 「ヨーロッパの時代」の栄光と衰退(ウィーン体制の確立と勢力均衡;クリミア戦争とウィーン体制の崩壊;アメリカ南北戦争―史上最大の内戦;ビスマルク体制下のヨーロッパ;第一次世界大戦への道;「ヨーロッパの時代」の終わり)

著者等紹介

君塚直隆[キミズカナオタカ]
1967年、東京都に生まれる。1990年、立教大学文学部史学科卒業。1993‐94年、英国オクスフォード大学セント・アントニーズ・コレッジ留学。1997年、上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。現在、神奈川県立外語短期大学教授(イギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史専攻)、博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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akiakki

4
15世紀末から第1次大戦までの欧米を政治史、外交史の視点で俯瞰的にまとめています。俯瞰的すぎてちょっと教科書っぽいので、例えばフランス革命やサラエボ事件のような事件の背景は個別の本で補強した方がよさそう。コンパクトな欧米通史の本として本棚に置いておきたい。2023/05/04

Haruka Fukuhara

4
わかりやすく面白い。教科書的な本みたいだが、読み物として十分楽しめる作品になっていると思う。受験世界史以来、案外これくらい俯瞰した本を読んでいなかった気がするので勉強にもなったし読書体験としても気持ちよく過ごせた。2017/05/10

MUNEKAZ

4
16世紀からWWⅠまでのヨーロッパ各国の外交をまとめた一冊。複雑な各時代の国際関係が平易な言葉で解説されており、それまで点で理解してきたことが一つのつながりに思えるような感覚を覚えた。「武器のない外交は、楽譜のない音楽のようなもの」というフリードリヒ大王の言葉の通り、武力と外交は表裏一体の関係であり、そのどちらが欠けても重大な破局に至るということがよくわかる。2016/10/19

ぽん教授(非実在系)

4
中世秩序が崩れていくきっかけとなったカール五世時代の宗教改革とオスマン防衛戦から第28代アメリカ大統領ウィルソンによる新外交までの400年に及ぶ歴史を物語のように語りつつ基礎的な事実や理論分析を押さえて説明しきる。戦争王ルイ14世の野望の失敗、愛国王ジョージ三世の失策、コンサートを乱すロシアの挫折、時代に合わないグラッドストンの空虚な理想主義、愚かなる目標を掲げるヴィルヘルム二世、現実を無視し他国に理想を強要するウィルソン大統領と、国際政治での失敗パターンの多くを網羅できている意味でも興味深い。2016/05/10

佐藤丈宗

4
16世紀から20世紀初頭までのヨーロッパ国際関係史を一冊で読める好著。各章ごとにその時期を代表する「主役」を定めて史実を描いていくことで、海千山千がうごめく複雑怪奇な国際関係史を明解にし、まるで連作の大河ドラマのような感覚すら読み手に与える。個人的にはもう少し砕けたタイトルと装丁ならば、もっと多くの読者に手にとってもらえるであろう秀作。もう何度読んだことだろう。しかし、何度読んでも飽きない。2016/05/09

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