内容説明
伽藍、仏塔、仏像、都市、東西文化交流・・・近代以降、埋もれた聖跡を求めて数多行われた学術探検隊による調査の歴史をたどりつつ、仏教聖地の往事の繁栄の姿をたずねる。長年、実地調査に携わった著者による仏跡案内。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメヲトコ
5
1985年NHKブックス刊、2024年5月増補文庫化。仏陀の誕生から7世紀頃までのインド・パキスタン・アフガニスタンの仏教世界の都市・建築史を、著者自身の調査経験も踏まえて綴った一冊です。考古学的成果もふんだんに紹介され、この世界の建築文化の豊かさに驚かされますが、イギリスの遺跡への雑過ぎる扱いやガンダーラ周辺の無軌道な都市化、タリバンのバーミヤーン石仏爆破など、人為的な原因で少なからぬ遺産が永遠に喪われてしまったことは悔やまれるばかりです。2024/09/24
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/36011475-bd3a-4658-b3e4-212f173cc520 2025/06/11
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