内容説明
「宿命」「憧れ」をキーワードに、西欧ではじめて認められ、バレエ音楽や交響曲で高名なチャイコフスキーの生きた53年間と作品を総覧する。第15回吉田秀和賞を受賞した気鋭の評論家による一冊。
目次
第1部 生涯篇(生いたちと学生時代(1840‐1865)
大作曲家への道(1866‐1876)
結婚と危機(1877)
高まる名声(1878‐1887) ほか)
第2部 作品篇(交響曲;管弦楽曲;協奏曲;室内楽曲 ほか)
著者等紹介
宮澤淳一[ミヤザワジュンイチ]
1963年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部(国際政治学)・早稲田大学第一文学部(露文)卒業。早稲田大学大学院、早稲田大学助手・講師、トロント大学客員教授などを経て、法政大学・慶應義塾大学・武蔵野音楽大学・国立音楽大学ほか講師。文学研究、音楽学、メディア論。著書に『グレン・グールド論』(春秋社、2004年、第15回吉田秀和賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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