内容説明
「是処即是道場」の人生を生きる、ビジネスマンのための道元禅入門。
目次
幼い心に無常を想う―やさしく美しい母と別れて
叡山で深刻な疑問に出あう―即身成仏と修行の必要を考えて
真実の仏法を求める―宋の天童山への旅に
宋の禅風にふれる―貧を学んでこそ
如浄禅師の法を嗣ぐ―正伝の仏法をもって
ここに道元あり―只管打坐、それだけを
何にもならない坐禅をめざす―はからいを捨てて
一滴の水にうつす―自己をみつめて
生きる力をつかめ―生死をあきらかに
当代下劣の人を相手にせず―玉を磨いてこそ
光陰を空くするな―善縁に近づいて
山を愛する―純粋な座禅だけを
人生は道場なり―命ある限り