内容説明
元小学校校長が、子供の健康を願って立ち上げた菓子会社。そこで生まれた理想の健康菓子「グリーン棒」は消費者の支持を得て確実に売り上げが伸びていった。だが、ある日一通の投書によって、賞味期限の疑惑が浮上した。メーカーと消費者の信頼をつなぐものはいったい何であろうか。社会に氾濫する賞味期限疑惑に投ずる小さな一石…。
著者等紹介
高橋文子[タカハシフミコ]
東京都出身。中央大学法学部卒業。コロンビア大学大学院社会学修士課程修了。ポーランド大使館勤務ののち、パンアメリカン航空のスチュワーデスとなり、16年間にわたって世界の空を飛ぶ。同社退社後フリーライターとして独立し、ドキュメンタリー作家として活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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