内容説明
××現場を見てしまった男。よせばいいのに、「何しているんですか?」ときいてしまったのが不幸の始まり。しかし、捨てる神あれば拾う神あり。絶体絶命のそのとき男にほほえむものは…。ブロードウェーの脚本でトニー賞を、推理小説でエドガー賞を、映画の脚本でアカデミー賞を受賞し、ハリウッド大通りのスター・オブ・フェイムに名を刻む天才作家シドニィ・シェルダン。お得意のユーモアサスペンスで待望のシリーズいよいよスタート。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まひと
13
ミステリー好きな母から随分前に貰った一冊。帯にある"かるーく読んで頭すっきり。"なんておよそミステリーらしくない言葉の通りに、とても軽く読める内容だった。デートの帰りにマフィアの死体遺棄現場を目撃し、あろうことか「ヘーイ!そこで何やってるんですか?」なんて質問しちゃったせいでマフィアのドンに追われることになったジョン。ちょっとびっくりするほど女性にモテまくる彼の女運故に様々な危機に巡り会っては間一髪助かる。10人くらいに言い寄られてた、めっちゃモテる(笑)またかよ!と突っ込まずにはいられない。面白かった!2020/06/21
ake7🍀 積読本まだまだ消化中
11
積読本消化。前回読んだ「奥万ドルの舞台」同様、コメディタッチなので軽快に読めた。パラグラフが短く区切られていることも、読者を飽きさせず読み進めさせるテクニックの一つだろうか。逃亡先で、運や偶然も手伝い、いつもすんでの所で逃げおおせるアイデアと機転がバラエティ豊かで、しつこさを感じさせない。日本車や日本人なども登場。2023/01/13
myunclek
10
学生の頃に好きで読んでいたシドニー・シェルダン。図書館で正月の間に読む本をと探していたら偶然目についたので超久しぶりに借りてみました(^^)ハラハラドキドキ。スピード感溢れる物語の流れに時間を忘れて夢中になってしまいました。やっぱ、最高に面白かった。これこそ、エンターテイメント❣️2024/01/08
Kircheis
9
★★★★☆ 映画にしたら絶対面白いであろうコメディ本。 毎回美女に惚れられ、その度にマフィアに追われて逃亡するジョン。 どこに行ってもモテまくるジョンがジワジワくる。2018/08/03
星落秋風五丈原
9
裏社会のトップ、トニー・ラベッロがある男をセメント詰めにして海に放り込む現場を見てしまった男、ジョン・タイラー。よせばいいのに、「何しているんですか?」ときいてしまったのが不幸の始まり。しかし、捨てる神あれば拾う神あり。絶体絶命のそのとき男にほほえむものは2006/01/31