出版社内容情報
小学校中学年レベルに理解しやすい言葉で、日本の刑法を解説。
刑法そのものの定義や意義をはじめ、条文で定められている主な刑罰の種類と内容、
刑罰が科せられるルールなど、イラストを交え、わかりやすく紹介。
『日本国憲法』『民主主義』に続く、大人もこっそり学べる法律・政治入門の最新刊!
内容説明
わたしたちの社会を守るために犯罪と刑罰を決めたとっても大事な刑法をとことんやさしく解説!大人もじっくり読んで学んで。
目次
第1章 刑法って何?(刑法って、どんな法律?;もし刑法がなかったらどうなる?;刑法はいつできた?;刑罰って、どんなもの?;罪や罰って、だれが決めるの?)
第2章 どんな罪があるの?(特別な殺人罪1“殺人罪の間接正犯と不作為犯”;特別な殺人罪2“強盗殺人罪・同意殺人罪”;火でとても危険なことをする罪“放火罪”;鉄道でとても危険なことをする罪“往来危険罪・電車転覆罪”;お腹の中の赤ちゃんを攻撃する罪“堕胎罪” ほか)
著者等紹介
和田俊憲[ワダトシノリ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授。東京大学鉄道研究会顧問。東京都出身。東京大学法学部卒業。東京大学助手、北海道大学助教授、慶應義塾大学教授を経て、2020年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
p.ntsk
39
タイトルにあるように子供向けに書かれた刑法の本。そもそも刑法とは何かから始まり罪の種類を具体的な事例とともに解説。生々しい事件を扱うので童話をモチーフにしたり動物を登場人物にしたりしている。子供向けにやさしい言葉で解説されているけどそれでも十分難しい。大人が読んでも勉強になるし概観を掴むにはよい入門書になるのではないかと思う。 2025/02/25
りらこ
18
なんとなく不明瞭だった部分が、この本を読んで明確になった。昔話やおとぎ話をモチーフに、解説しているページは子どもたちにも受けそう。解説も丁寧。そしてあとがきが良く、もっと興味を持った場合に読むとよい本が記載されていて、読みたいと思う。2024/05/03
つばくろーボス
2
優しい。でも、内容は大人も大満足。2023/04/19
2時ママ
0
次女 13歳。2023/11/25
TsucKinsey
0
むっちゃよかった2022/11/02
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