出版社内容情報
「おはなしのろうそく」の活字を少し大きくし、子ども向きに再編集した小型のハードカバー本です。大社玲子さんの魅力的な挿絵がたっぷりはいったたのしいシリーズです。小冊子の2冊が1巻になっています。
●収録作品
世界でいちばんきれいな声/三まいの鳥の羽/むこうのお山/せみになった坊さま/小話二題/ヴァイノと白鳥ひめ/オンドリとネズミと小さい赤いメンドリ/瓜こひめこ/ルンペルシュティルツヘン/ぼくそっくりの/やもめとガブス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
円舞曲
14
素話の勉強のために。「世界でいちばんきれいな声」を覚えたいです。2014/06/12
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
松岡享子さんの『ぼくそっくりの』が読みたくて。グリム童話屋日本の昔話が収録されてます。『 世界でいちばんきれいな声 / 三まいの鳥の羽 / むこうのお山 / せみになった坊さま / 小話二題 / ヴァイノと白鳥ひめ / オンドリとネズミと小さい赤いメンドリ / 瓜こひめこ / ルンペルシュティルツヘン / ぼくそっくりの / やもめとガブス 』2022/09/17
鳩羽
8
「世界でいちばんきれいな声」は短くて小さい子でもいける気がする。うまくやれば鳴き声のところでうけるかも。「ルンペルシュティルツヘン」が個人的に好きだが、体を引き裂くラストが難しそう。「せみになった坊さま」ははじめて知ったが、怖いような悲哀がある……けど美しくないなぁ。「オンドリとネズミと…」はテンポよくやれば楽しそう。2014/07/12
seraphim
4
素話の勉強のために読んでみた。お話が全部で11編収録されている。「世界でいちばんきれいな声」が私は一番好きだった。覚えてお話してみたいと思う。2013/06/05
桜絵
3
愛蔵版6冊目。 表題作はフィンランドの昔話。青年ヴァイノは、湖に白鳥がやってくるのを見る。その9羽の白鳥は次々に姿を変え乙女になる。そのうちの一人に恋をしたヴァイノは、ラップランドの魔女に助言をこう。彼女は呪いで白鳥に変えられているそうだ。短い話ながらに、しっかりとした構成をしている。 他にもオンドリとネズミと小さい赤いメンドリ、ルンペルシュティルツヘンがお気に入り。2023/03/30