出版社内容情報
人間関係、子育てに役立つ説得力の身につけ方。
「説得の失敗」という、これまで見過されてきたテーマに対して、心理学の実験データをもとにして日常的ケースを取り上げ分析していく。
説得力と聞くと、営業マンをイメージする。しかし、説得力が必要な人は、なにもビジネスマンだけではない。子どもが親を説得する、生徒が先生を説得する、部下が上司を説得するなど、誰もが日々説得の連続だといっても過言ではない。ところが、説得の試みは、ほとんどが失敗してしまうにもかかわらず、きちんと「説得の失敗」を理論的に分析している本が、ほとんど見当らない。どんな失敗にも原因がある。それは、成功に必要なことをしなかったからである。たとえば、自尊心の強い人は複雑な説得に弱い、朝と夜は説得が難しいなど、心理学にはある法則がある。人を動かすには、生まれつきの才能があるとは考えにくい。そこには、「人を動かす」ための原理や法則があると考えるのが自然である。そのノウハウを身につけさえすれば、誰もが説得力のある人になれるにちがいない。本書は、人間関係に自信をもてないすべての人に捧げられている。
[理論編]
●第1章 説得しにくいタイプとその攻略法
●第2章 説得がうまくいかないタイミングと条件
●第3章 説得できない人間の特徴
[応用編]
●第4章 「YES」といわせる企画書とプレゼンテーション
●第5章 説得力ある「話力」を身につける実践演習
●第6章 シュミレーションで学ぶ日常会話術
内容説明
本書は、「説得の失敗」という、これまで見過ごされてきたテーマに対して、徹底的な分析のメスを入れるものである。「理論編」と「応用編」の二つから成り立っており、「理論編」では、心理学の実験データをもとにして、やや詳しく「説得が失敗する原因」について探っていく。「応用編」では、日常的な場面のケースを取り上げて、なぜ個々の説得がうまくいかないのかをみていく。
目次
理論編(説得しにくいタイプとその攻略法;説得がうまくいかないタイミングと条件;説得できない人間の特徴)
応用編(「YES」といわせる企画書とプレゼンテーション;説得力ある「話力」を身につける実践演習;シミュレーションで学ぶ日常会話術)
著者等紹介
内藤誼人[ナイトウヨシヒト]
心理学者。慶応義塾大学社会学研究科修士課程修了。専門は説得的コミュニケーション学。社会心理学と臨床心理学の両者を得意とする。また、経営行動科学学会に属するなど、ビジネスを中心とした実践的分野への応用にも力を注いでいる
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