内容説明
今、子どもたちに語りつたえたい。シベリア抑留のきびしい現実とそこで起こった奇跡の物語。平和への希望を届けます!
著者等紹介
窪田由佳子[クボタユカコ]
1955年、静岡県生まれ。武蔵野音楽大学ピアノ専攻卒業。現在、ピアノの指導のかたわら、演奏を交えた講演活動をおこなっている。「2024年度シベリア抑留記録・文化賞企画奨励賞」受賞
多田つむぎ[タダツムギ]
2006年、静岡県生まれ。現在、静岡県立清水南高等学校芸術科美術専攻三年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゼンタンくじら
3
知人に勧められて読みました。シベリア抑留されていた一郎さんの経験を娘さんが次世代にも伝えるためにノンフィクション小説にしたものを、更に若い世代にも伝えるために絵本にした作品です。影絵の作者は高校生。戦争体験を次世代に繋ぐ良書だと思いました。 絶対に戦争はあってはならない。絶望の中で音楽という生きる希望があって良かったと思う。2025/01/15
はる熊猫
0
シベリア抑留の経験談は、重すぎて気軽には読めない。過酷な状況下のバイオリン製造がすごい。その音色が人々の心を救ったんだよなあ。影絵が味わい深い。2025/01/11