内容説明
iPS細胞×はやぶさ。世界で初めての偉業を成し遂げた二人が語った。
目次
第1章 若き世代へのメッセージ1 未来の扉をひらく鍵―二度の挫折から生まれたノーベル賞(大阪の町工場で生まれ育った;行き詰まった時は発想を変える;いまも生きる母の教え ほか)
第2章 はやぶさ×iPS細胞 道はこうして拓けた―世紀の偉業を成し得たもの(「はやぶさ」の帰還に勇気づけられた;科学者は二面の顔を持て;これからの宇宙旅行にはiPS細胞を携えて ほか)
第3章 若き世代へのメッセージ2 自らの塔を建てよ―「はやぶさ」はなぜ世界初を実現できたか(独特の文化が根づく弘前市;「学び」からの脱皮;「変人」の集団に入って ほか)
著者等紹介
川口淳一郎[カワグチジュンイチロウ]
昭和30年青森県生まれ。53年京都大学工学部機械工学科卒業。58年東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士課程修了。同年旧文部省宇宙科学研究所システム研究系助手に着任し、平成12年教授に。「さきがけ」「すいせい」などの科学衛星ミッションに携わり、「はやぶさ」ではプロジェクトマネージャを務めた。15年に日本から打ち上げられた「はやぶさ」は何度も帰還が危ぶまれたが、7年ぶりに地球に帰還。小惑星のサンプルリターン達成は世界初
山中伸弥[ヤマナカシンヤ]
昭和37年大阪府生まれ。62年神戸大学医学部卒業、平成5年大阪市立大学大学院医学研究科修了、米国留学後、大阪市立大学医学部助手、奈良先端科学技術大学院大学遺伝子教育センター助教授及び教授、京都大学再生医科学研究所教授を経て、22年より現職。受精卵を用いずに様々な組織に分化する可能性を持つ人工多能性幹(iPS)細胞をマウスの皮膚細胞からつくり出すことに成功。19年ヒトの皮膚細胞からiPS細胞をつくり出すことにも成功した。アルバート・ラスカー基礎医学研究賞、ウルフ賞など受賞多数。24年ノーベル医学賞・生理学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
しーふぉ
けんとまん1007
mari
あさみ