内容説明
変化を読みとり活路を開く知恵ここにあり。5000年読み継がれてきた人生のバイブル。
著者等紹介
竹村亞希子[タケムラアキコ]
愛知県生まれ。中国古典『易経』を分かりやすく解説する一方、企業経営者や経営幹部に『易経』に基づくアドバイスを行っており、その実績から多くの厚い信頼を得ている。講演活動の一方で、NHK文化センター『易経』講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かず
18
易経とは儒教経典の筆頭にあげられる書であり、古代中国人が自然現象から物事の変化の法則を読み取り、記したものです。陰と陽、二つの要素の配列の違いにより意味付けを行っています。易経を修る者は、物事が起こる兆しを察知し、事前に対処することができるようになるそうです。本著は、一日一言のかたちで易経の名言を学ぶものです。7/19で1周しましたが、その日は艮為山の卦であり「分相応」を説くものでした。これは本家の伯父の遺訓でもあったので、私の人生において意味ある言葉なのだと思います。引き続き学んでいきたいと思います。2018/07/21
かず
17
毎朝本シリーズ16冊の読書を日課にしており、本書は2周目が終了。易経とは儒教の経典「四書五経」のうち五経の筆頭。英訳「The Book of changes(変化の書)」は、本書の本質を言いえて妙(易も「かわる」を意味する)。全部で64卦あり、卦の解説やその他から366抽出している。今年は18枚付箋が付いた。最も印象に残っているのは、7月5日 坤為地の卦「限りない受容」でした。大地のごとく全てを受容すれば、より多くを生み出し育む力量が育つ、とのこと。受容の根底には仁と敬の精神が大事。頑張ります!2019/12/26
紫羊
16
一日一言だけれど、だいたい一日一月分のスピードで読んだ。簡潔に易経の魅力を伝えた良書だと思う。さらに興味が増したので、次はもうすこし詳しく書かれた本を読んでみよう。2014/02/02
吟遊
8
学問的にはてきとうなビジネス書っぽくはある。が、とっつきやすい。2019/12/17
645TJC
4
2周目。自分の力が及ばない変えられない物は受け入れ、自分がコントロールできる事に集中し、人生を楽しむ。時に随う=自分ではコントロールできない自然の流れには逆らわず、時の流れを味方につける。物事には法則、転換点がある。これらの法則、転換点を直観、直知するには修養が不可欠。自分を磨く。2024/02/17
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