内容説明
本書では、人間性の進化を実現することを目的に、理性を中核とした近代の人間観を批判し、感性を人間の本質と考える感性論哲学の新しい人間観を提示した。
目次
第1部 人間の格(感性論哲学概説;能力としての個性を磨き出す;本物の人間になる;人間の三つの条件;人格の構造;本質への問いと理念への問い;包容力と人間の大きさ)
第2部 人間の境涯(自我と自己;人称的自我の世界;理念的自我の世界;境涯の最高の姿)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なー
4
★★★★☆ タイトルに惹かれて手に取ったけれど苦戦しました。わかり易く書かれているのに今一つ腑に落ちないというか。何か掴めそうになる箇所が幾つもあったので、これからも読み返して深めていきたいです。とりあえず「相手がしてほしい事をやるんじゃなくて自分がしてほしい事をする」って言うのが何となく心に残っています。2019/03/10
h-kan
0
本当に凄い本でした。今までの経験や考え方、行動について、凄く整理されわかりやすく書かれていた。自分にとっては久しぶりに「本と対話」するということを実感できた。人間は不完全であるということ、もっともっと理解し、日々自分を成長させている努力を惜しまないようにしていきたい。2017/01/03
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