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内容説明
子どもと大人に贈られた「良心」の物語。ウソをついて鼻がのびるピノッキオのお話は、いつ、どのように生まれたのでしょうか。作者コッローディがつたえたかったことは、何なのでしょう。ピノッキオが誕生した背景を知ると、今でも世界中で読み継がれる物語の新たな魅力が見えてきます。いたずらや失敗を通じて学んでいくピノッキオの姿は、生きることの意味を、語りかけているのです。抄訳つき。
目次
ピノッキオとは誰でしょうか
『ピノッキオの冒険』(抄訳)
コッローディとは誰でしょうか
著者等紹介
藤沢房俊[フジサワフサトシ]
1943年東京都に生まれる。専門は近現代イタリア史。東京経済大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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がんぞ
3
17歳で書店に就職し、翌年、新刊図書紹介小冊子の仕事で出版カタログ掲載の“抜粋”づくりを任された、よほど才があったのだろう。父は健康を害し、長男として母と数人の兄弟末弟は二歳未満の一家の生計を支える立場にあった/22歳1848年伊第一次独立戦争に従軍/失職しトスカーナ議会の職員に/32歳既婚女性との恋をあきらめ生涯独身/33歳第二次独立戦争、年齢を偽って従軍/戦場体験でアル中に/小学生教科書、児童読物など執筆/55歳で定年退職してからピノッキオを新聞連載。遅筆で15章で中断、’82年末完結/母没の三年後没2020/07/02
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