内容説明
「Helicobacter Research」誌(先端医学社)に連載中の「Helicobacter pylori診断・治療の保険診療」の単行本化。その連載は、2000年11月1日から保険適用となったHelicobacter pylori(H.pylori)除菌療法が実際どのようにおこなわれてきているか、日本各地からの報告という形式で2002年に始まった。報告では、保険制度における診療上のポイントをはじめ、その地区での除菌療法の歴史から地元のH.pyloriに関する研究会の紹介、また、その地域での医師や患者を対象とした除菌療法に対するアンケート調査の結果も示されている。また、除菌率を上げるための工夫、問題症例の呈示、さらには除菌療法を勧める際の患者との対話の仕方、患者に渡す説明書などが具体的に示されている。
目次
1 北海道・東北地区
2 関東地区
3 信越・北陸・東海地区
4 近畿地区
5 中国・四国地区
6 九州・沖縄地区
著者等紹介
高橋信一[タカハシシンイチ]
杏林大学医学部第三内科(消化器内科専攻)教授
浅香正博[アサカマサヒロ]
北海道大学大学院医学研究科消化器内科学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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