内容説明
大日本帝国は壮大なひとつの国家プロジェクトだった。わずか50年で世界有数の強国になったその驚くべき国家戦略とは?―。
目次
第1章 巨大プロジェクト「大日本帝国」
第2章 明治日本の領土攻防戦
第3章 安くて強い軍をつくれ!
第4章 本当はすごかった日本軍の科学力
第5章 実はボロ負けではなかった太平洋戦争
第6章 なぜプロジェクトは失敗したか?
著者等紹介
武田知弘[タケダトモヒロ]
1967年生まれ、福岡県出身。西南学院大学経済学部中退。塾講師、出版社勤務などを経て、2000年からフリーライターとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
phmchb
4
コンビニ本。2015/06/10
Yuusi Adachi
3
日本史教育についてA新聞がいちゃもんをつけていますが、本書に書かれている内容は南京虐殺や、従軍慰安婦などの偽情報ではない、真実の日本の歴史が書かれています。☆☆☆☆2014/01/16
Kenji Ogawa
3
末端は決して弱くなかったという論理展開。じゃあ「脳なし」だったということになる?2013/07/16
Hiro Shroff
1
面白かった! 武田知弘さんの書籍と彩図社の書籍は好きで何冊か持ってます。 日本の凄さにワクワクするし、大日本帝国は情報戦に弱く、長州系の陸軍と薩摩系の海軍は仲が悪く空軍が無かった。実は戦争を望んでた国民も多かったなど、、、教訓になる学びも多いです。2021/08/17
くろまによん
1
技術力はあったし、一時期とはいえ欧米列強を駆逐できるほどの強さを誇ったよねという本。確かにすごかったが、そのすごさをゼロどころかマイナスにしちゃうくらいのポンコツ情報力外交力のせいでとんでもない敗北をしちゃいましたというね。アメリカ軍に自軍と同程度あるいはそれ以上の損害を与えた硫黄島の戦いを例に「日本軍の経済効率はよかった」と書いていたが、そりゃあ全員死ぬ前提でやってんだから米軍とは根本的に比較にならないだろうと思う。爆弾抱えて戦車戦艦に突っ込まされる軍隊なんだから、そりゃ経済効率はいいだろうさ。2020/11/14