出版社内容情報
日本統治下で育った台湾の「日本語世代」にインタビュー、苦難の人生を聞き取った話題のドキュメンタリー映画を完全版として書籍化。
内容説明
かつて日本人だった人たちを訪ねて。日本統治時代に生まれ育った台湾の人びとにじっくりと聞いたどこか懐かしい日本語で語られたのは、歴史に翻弄された人生。そして日本への愛憎。全国でロングランを続ける話題の長編ドキュメンタリー映画「台湾人生」の監督による書き下ろしノンフィクション。
目次
1 解けない数学
2 日本人として、台湾人として
3 九〓(ふん)のバス停から
4 忘れえぬ恩師
5 台湾原住民の誇り
6 茶畑に囲まれて
7 出会いを重ねて
著者等紹介
酒井充子[サカイアツコ]
1969年10月山口県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、会社勤務を経て1996年、北海道新聞社入社。1998年夏、初めて台湾へ。2000年からドキュメンタリー映画、劇映画の制作、宣伝に関わる一方で台湾取材を開始する。2001年から重症心身障害者施設の生活を3年にわたって追ったドキュメンタリー映画「わたしの季節」(小林茂監督、2004年毎日映画コンクール記録文化映画賞/2005年度文化庁映画賞文化記録映画大賞)に取材スタッフとして参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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