内容説明
本書は、地方財政論をはじめて学ぶ方のための教科書です。本文で地方財政の制度や仕組みについて学び、学んだ内容を練習問題で確認することにより、知識の定着を図る構成になっています。また、概念や仕組みを表す図解や、統計データの図表を豊富に掲載することにより、視覚的な理解にも配慮しています。地方財政の抱える問題を知り、有効な対策を考えるきっかけになる一冊です。
目次
第1章 地方財政の役割
第2章 地方財政の資源配分
第3章 地方財政の機能と分権化
第4章 地方財政の行政区分
第5章 地方財政の計画
第6章 地方税の原則
第7章 国庫支出金と特定補助金
第8章 地方交付税と財政調整
第9章 地方債制度と国の関与
第10章 地方公共団体の経費
第11章 少子化と地方財政
第12章 高齢化と地方財政
第13章 地方公営企業の持続可能性
第14章 地方財政の広域化・民営化
著者等紹介
足立泰美[アダチヨシミ]
2010年大阪大学大学院国際公共政策研究科修士課程修了、修士(国際公共政策)取得。2022年甲南大学経済学部教授。内閣府「税制調査会」特別委員、総務省「地方分権に関する基本問題についての調査研究会」委員、大阪府「高齢者保健福祉計画推進審議会」委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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