内容説明
実際の経済データを入手し、Excelを使って表やグラフ、数値指標にまとめ、その内容を読み取り、日本の経済の動きについて知るためのノウハウについてまとめた入門書。現実の日本経済データを利用し、自分でグラフや数値指標にまとめていくことを通して、「経済理論」の意味を実感し、経済の現象をより身近に具体的に体感・理解する。
目次
第1部 グラフを描いて、情報を整理しよう(情報に基づいて、表を作ろう;棒グラフを描いて、大小関係を比較しよう;円グラフを描いて、比率の大きさを比較しよう;折れ線グラフを描いて、時代による推移を見よう;積み上げ棒グラフを描いて、項目ごとの値やその比率を見よう;第2軸を使った複合グラフを描いて、重要項目を洗い出そう)
第2部 統計学の知識を使って、情報を整理しよう(ヒストグラムを描いて、データの分布を把握しよう;データのばらつきをとらえて、その大きさを評価しよう;箱ひげ図を描いて、データのばらつきを視覚化しよう;散布図を描いて、2つの変数の関係を見よう;ローレンツ曲線やジニ係数から、不均等度をとらえよう)
第3部 応用編・データから、日本経済の動きをとらえよう(データの動きから、日本経済を見よう;寄与度や寄与率から、日本経済の成長要因を知ろう)
著者等紹介
橋本紀子[ハシモトノリコ]
1982年神戸大学経済学部卒業。1987年神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程所定単位修得後退学。現在、関西大学経済学部教授。博士(経済学、神戸大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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