内容説明
本を手に電車に乗りぶらりと出かける。春の多摩川、秋の柿生、変わりゆく横浜、渋谷の街並。武蔵野の面影を残すなつかしい散歩道。
目次
洗足池と池上本門寺を訪ねて―池上線 洗足池
池上から洗足へ―池上線 池上
沿線梅ごよみ―目蒲線 蒲田
お会式から甘藷祭へ―目蒲線 不動前
太平記と多摩川―目蒲線 武蔵新田
富士山が見える―東横線・目蒲線 田園調布・多摩川園
明治の横浜を歩く―東横線 桜木町
根岸から本牧へ―東横線 桜木町
芝居ゆかりの寺巡り―東横線 中目黒
陽の当たる邸宅街―東横線・大井町線 自由が丘〔ほか〕
著者等紹介
藤井武夫[フジイタケオ]
昭和4年東京大学文学部社会学科卒業。同年、中央公論社に入社。7年同社退社。10年、東横・目蒲電鉄会社(現東京急行電鉄)の社内誌『清和』編集を担当。18年宮城県白石市に疎開し、中学校教諭となる。30年東京に戻り、45年まで東横学園で教鞭をとる
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