イースト新書Q<br> 警察官という生き方

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イースト新書Q
警察官という生き方

  • ISBN:9784781680552

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内容説明

泥くさい刑事の仕事は ドラマよりドラマチック!
現場検証、聞込み、逮捕、取調べ……元捜査一課長が語る“犯罪捜査”の裏側


誰もが知る「警察官」という存在。しかし、「刑事ドラマ」と「交番のお巡りさん」のイメージが強く、その職業としての実態についてはあまり知られていません。
30万人を擁する巨大な警察組織のなかで、警察官はどう働いているのか??

組織体系、配属、適正、昇級、警察学校、交番勤務といったことから、
現場検証、聞き込み、令状取り、犯人逮捕、取り調べといった犯罪捜査まで。
これから警察官を目指す方、警察官の方、警察官に興味のある方に、「警察官の実像」を伝えます。

著者は警視庁捜査第一課の刑事として、ヒラ捜査員から第一課長まで歴任し、鑑識課検視官や機動捜査隊隊長なども務めた久保正行氏。
人生を犯罪撲滅に捧げ、数々の難事件を解決してきた元・刑事が、その経験をもとに「警察官の働き方」について、「事件捜査への情熱」について、書きつづっています。

目次

はじめに
1章 職場としての警察組織
2章 念願の刑事になる
3章 犯罪捜査の心構え
4章 捜査員を統率する
5章 警察官としての使命
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字スキー

14
北海道から上京して警察官になっておよそ40年、警視庁の捜査一課長まで務めて2008年に退官した著者が、自身の経歴を振り返りつつフィクションではない警察官のリアルを語る。若くして警察官を志し、その務めを果たさんと執念を燃やし続けただけあって著者は大変に実直な人格者ではあるけれど、自分のような社会不適合者からするとそうご立派な優等生自慢ばかり聞かされたらゲロ吐きそうになっちゃうよ。「警察官の“察”は、人の心を察するの察」だって。ご立派ですね。2023/10/24

水際

5
テレビドラマやミステリ小説でもお馴染みの存在である「警視庁捜査一課」の実態を、自叙伝的に描写したエッセイ。筆者は「刑事は感情を表に出してはいけない」と述べているが、取調べに苦心するさまや犯人検挙への執念などから、刑事がいかに人間臭い職業なのかを見て取ることができ、親近感が湧いた。2019/06/21

てくてく

3
北海道出身の著者が警視庁の警察官として巡査から捜査一課課長まで上り詰めた職業人生を振り返った本。組織で働くことは苦手なので警察官に対しては憧れと苦手意識両方を持っているが、質問をするときのテクニックや警察官を退職した後だから思うことなど、いい話が多かった。2023/08/27

Prussian_Blue

3
所轄と捜査一課の実際のところの捜査方法などそこにいた人にしか分からない心構えの違いや肌感覚のようなものを混じえて書かれていて警察もののフィクションをよく見る人間としてはとても参考になりました。警察関係の推しキャラがいる人はぜひ🤗2021/03/03

Reina

3
子供でも読みやすくて分かりやすい文章だった。警察官って思っている以上に色々な部門に分かれていて適材適所があるんだなあ。地道な操作とか、家にも帰れない激務とか、危険と隣り合わせとか、相当強い信念がないとやっていけないだろうから本当に凄い。作者の人間としての強さが伝わってきた。2019/04/23

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