内容説明
植民地支配賠賞金が財閥のシードマネーに。韓国型政経癒着の典型の産物。世界経済10位圏入り貢献の韓国半導体。
目次
第1章 韓国財閥の胎動(韓国財閥は60年代に本格化、30大財閥がGDPの80%強を占有;財閥の形成過程に日本の痕跡、借款8億ドルがシードマネーに ほか)
第2章 韓国財閥の栄枯盛衰(全大統領による財閥への圧力、韓国型政経癒着の始まり;財閥共和国・賄賂共和国を暴く、盧泰愚政権で収賄が明るみに ほか)
第3章 韓国財閥 快進撃の功績(サムスングループは450兆ウォンの投資を推進、源流に日本が影響;198社を擁するSKは日本企業との合弁が起源、成長産業に巨額投資 ほか)
第4章 韓国財閥の罪(政府主導と財閥中心の体制が「漢江の奇跡」とともに形成されていく;財閥経済が生んだひずみ、名ばかり民主国家で財閥一族は過度な私益 ほか)
第5章 韓国財閥の未来像(輸出の大半は財閥系企業が担う、24年は対米輸出が対中輸出超えか;研究開発も財閥企業が牽引、新事業の創出へ組織改編を実行 ほか)
著者等紹介
嚴在漢[オムジェハン]
産業タイムズ社ソウル支局長。1964年韓国慶尚南道山清郡生まれ、1988年韓国外国語大学校中国語科卒、1993年東京国際大学校大学院国際関係学研究科修士号取得、1993~95年アジア経済研究所研究員、1995年産業タイムズ社に入社、修習記者、1997年産業タイムズ社ソウル特派員兼中国担当、2006年から現職、2015~16年ソウル外信記者クラブ(SFCC)会長歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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