目次
第1章 コロナ禍で進んだ給食無償化
第2章 子どもの間の格差の現状
第3章 子どもの貧困対策と食支援
第4章 歴史から考える学校給食の意義
第5章 就学援助制度の限界―求められる普遍化
第6章 韓国の無償化から考える給食の意義―給食・食育と環境政策、農業政策の連携
第7章 物価高騰と学校給食
第8章 自治体で広がる給食無償化
第9章 無償化と中学校給食
第10章 広がるアウトリーチ型食支援
第11章 少子化と学校給食の可能性
著者等紹介
鳫咲子[ガンサキコ]
千葉県生まれ。跡見学園女子大学マネジメント学部教授(行政学)。博士(法学)。参議院事務局に調査員等として二七年間勤務。子どもの貧困・DV等に関する調査研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
2
貧困児童を対象に無償で 子育て家庭にとって重い負担 単独校方式 共同調理場方式 ランチボックス型のデリバリー選択制給食 就学援助制度 要保護者 準要保護者 申請主義 周知が不十分 スティグマ 市町村によって運営 大きな格差が存在 必要な子どもに届かないという限界 食のセーフティーネット 対象者を限定しない普遍的な子育て支援 財源確保 子どものための財政支出の優先順位 アウトリーチ 子ども宅食 親環境無償給食 全ての国民に無償の基礎教育を受ける権利 データの収集と公開 地域における食のセーフティーネット2025/05/07