目次
第1章 現行『資本論』とは何か(ソ連崩壊と田中経済学;『哲学の貧困』の問題性;『資本論』のプルードン批判;“論集”をめぐって(1)―価値と価格の背離
“論集”をめぐって(2)―交換過程論の諸問題
“論集”をめぐって(3)―「形態論」と「過程論」
『資本論』の理論的骨格構造)
第2章 『資本論』の完成のために(新著の構想;田中経済学の「プラン」;“論究”に向けて;“論究”の理論的内容(1)
“論究”の理論的内容(2)
“論究”の理論的内容(3))
第3章 「田中経済学」と現代(今、なぜ『資本論』なのか;『資本論』の「達成と未成」;方法について)
著者等紹介
目黒雄司[メグロユウジ]
1956年、福島県生まれ。東北大学経済学部で田中菊次先生の「『資本論』ゼミ」に参加。1981年、同大卒。北海道新聞社に入社。本社社会部、東京政治経済部、同外報部などを経て、1997~2000年にオーストリア・ウィーンに駐在。ドイツおよび旧東欧諸国を担当。1999年の統一通貨ユーロ導入や欧州連合(EU)の加盟国拡大、バルカン半島の民族紛争をめぐる北大西洋条約機構(NATO)による旧ユーゴスラビア空爆などを現地で取材。編集委員を経て現在、論説委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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