内容説明
昭和の終わりから平成にかけて、日本列島に巻き起こった空前の競馬ブーム。その中心にいたのはいうまでもなく、公営(地方競馬)出身の1頭の芦毛馬だった―。不世出の名馬オグリキャップに、あふれんばかりの愛情と敬意を注ぐがごとく、当時の臨場感そのままに綴りあげた長編詩。
著者等紹介
福之浜諒[フクノハマリョウ]
鹿児島県阿久根市脇本出身。長崎大学経済学部卒。1973年から1976年までのニューヨーク駐在でアメリカ競馬に傾倒し、月刊誌『優駿』に観戦記等の投稿を始める。1982年から1987年まで二度目のニューヨーク駐在の五年間で、『優駿』に「アメリカ競馬通信」を六〇回連載し、ニューヨークで発行の隔月刊誌『Japan/New York』に読切短編「ニューヨークの片隅で」を三〇回連載。帰国後は週刊誌『競馬ブック』に名馬物語などをしばしば投稿すると共に、1997年から2000年にかけて「馬の心の物語」を五〇回連載。独自の数学的馬券論も競馬雑誌にときおり発表してきたが、その集大成として、馬券成績を必ずプラスにし、もはや負けることはない正真正銘の必勝馬券法を考案し、2003年10月、『競馬で2億円を当てた男も単勝狙いだった―期待値による魔法の単勝馬券法―』をベストブック社より刊行
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