内容説明
なぜかラテンが好きだった。そしてバルカン。おんなひとり、ささやかに旅の幸せ。思い立ったのは五〇歳すぎて。リュックにスケッチブック、格安チケットに下町ホテル。風景をながめ、建物をめぐり、人に会い、歴史と風土につつまれたちいさな冒険の旅。三〇年が過ぎた―
目次
ポルトガルへ 一九九三年
スペイン サンチャゴ巡礼路を往く 一九九五年夏
イタリアの風 一九九八年
ビザンティンの庭 二〇〇一年夏
ギリシャ 神話の国で
キューバ ハバナへ 二〇〇七年
アルゼンチン ジャカランダの季節 二〇一五年冬
バルカン幻影 二〇一九年夏
著者等紹介
田代桂子[タシロケイコ]
1940年生まれ。画家。福岡教育大学卒業後、8年間、高校で美術教師をした後、フリーとなる。コンクール、団体展、グループ展、個展などで作品を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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