内容説明
訪日中国人観光客は、買い物だけでなく、文化や精神的な癒やしを享受する体験型の観光を楽しむようになっています。体験型観光を促すために欠かせないのが、日中間のコミュニケーションを円滑にするPR視点。中国におけるコミュニケーションの専門家が、インバウンド・ビジネスを成功に導くヒントをお伝えします。
目次
第1章 いま、日本のインバウンド市場に何が起きているのか?(間もなく1000万人突破か?訪日中国人は間違いなく増え続ける;訪日中国人観光客が増加したことには、これだけの理由がある!;インバウンド事業取り組みの遅れをチャンスに変える)
第2章 インバウンド事業、成功と失敗の分かれ道はどこに?(地方へ広がるインバウンド。「モノ消費」から「コト消費」へ;インバウンドを地方へ誘致するためのヒント;成功事例から学ぶ中国向けインバウンド・ビジネスへの視点)
第3章 中国の社会とヒトを読み解く(日本を訪れる中国人は、どのような人たちか?;急激に変貌する中国社会と中国人のライフスタイル;インバウンド誘致のための情報戦略)
第4章 コミュニケーションの誤解を解き、未来志向へ(異文化コミュニケーションに対する理解力を高める!;インバウンド・ビジネスの将来性)
第5章 地方創生の切り札は「インバウンド」だ!!(インタビュー 旅行客の地方誘致とPRの役割;座談会 地方はインバウンド需要を取り込めるか―地方創生への期待と課題)
著者等紹介
鄭燕[テイエン]
電通公共関係顧問(北京)総経理。一橋大学卒業後、アクセンチュア日本法人を皮切りに、電通本社を経て、電通パブリックリレーションズに入社。外国人初の日本パブリックリレーションズ協会認定PRプランナー資格を保有。日系およびグローバル企業の戦略・コミュニケーションコンサル歴16年。2011年電通パブリックリレーションズの中国現地代表として、現地PR会社の代表に就任。2015年より現職
可越[カエツ]
日中コミュニケーション取締役、電通公共関係顧問(北京)顧問。桜美林大学東亜研究所客員研究員。東京大学大学院修士。国土交通省「ビジット・ジャパン・キャンペーン」中国部会メンバー、観光庁「魅力ある日本のおみやげコンテスト」審査委員、観光庁「観光おもてなし研究会」委員などを歴任、日本の大手企業の中国向けPRコンサルティング、各地方の観光コンサルティングを行う。2012年雑誌『AERA』の「アエラが選ぶ日本を立て直す100人」に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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