内容説明
「プレイフル」とは、物事に対してワクワクドキドキする心の状態のこと。教育工学の専門家である著者が、「働くこと」は「楽しい」という新しい価値観を提案します。
目次
序章 プレイフル・エンジンをスパークさせよう
第1章 見方を変えれば気持ちも変わる
第2章 目標をデザインしよう
第3章 足踏みしないでチャレンジしてみよう
第4章 形にしないとはじまらない
第5章 もっと他力を頼りなさい
第6章 人をプレイフルにする環境の力
終章 プレイフルな場としてのパーティの可能性
著者等紹介
上田信行[ウエダノブユキ]
同志社女子大学現代社会学部現代子ども学科教授・ネオミュージアム船長。1950年奈良県生まれ。同志社大学卒業後、セントラルミシガン大学大学院、ハーバード大学教育大学院で学ぶ。ハーバード大学教育学博士(Ed.D.)。帝塚山学院大学専任講師、甲南女子大学人間科学部人間教育学科教授を経て、現職。専門は教育工学。実験的アトリエとして奈良県吉野川のほとりにネオミュージアムをつくり、1990年以来、現在まで50近くの実験的ワークショップを実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょう
11
自己啓発的な本はあまり好きではないのだけれど、学問ちっくなところがあったので読んでみた。人の思考タイプ分けとして、How can I do it?型とCan I do it?型の2つにわける。自分は後者のほうだけれども、前者の考え方だと仕事が楽しくなりますよー、と著者。職場を学びたの場としてとらえると、仕事を通して学び成長していく、というよい連鎖に入れるとかなんとか。さらに仕事における成長は、辛く苦しいものである必要はなく、学びをいかに楽しくできるかがポイント。2014/08/03
frosty
9
授業の関係で読んだけれど、思っていたほど心が揺れなかったかな……読むことを強制されたからっていうのもあるのかもしれないけれど(><)2016/07/10
Kumisuke92
3
Can I do it? or How can I do it? 後者の問いを持つ人は困難を楽しむことができる、変化を楽しみ成長の喜びを感じられるGrowth mindsetの持ち主だ。人は子供の頃に持っていたプレイフルさを他者評価にさらされる中で失ってしまったが、心の持ちようで取り戻せる。別な次元から課題を考えるメタ認知を活用し、個別の体験を抽象化することで経験として学び、どんな状況も柔軟に楽しめる余裕を生み出すことがまず大事。柔軟性と学びの可能性を信じること、それがプレイフルな考え方をもたらすのだ。2015/12/16
Humbaba
3
自分で目標を決めるのと、それを他者から押し付けられるのでは大きな違いがある。例え結果的には同じ目標が策定されたとしても、それに向けてどれだけ努力できるかは全く別である。自分で定めた目標であれば、多少難しいことがあったとしても別の方法を考えるなどして積極的に解決するための努力ができる。2013/11/24
sachiho
3
hummm... 内容が薄い気がしましたこの本(><)装丁は可愛かったのに、どこかで読んだことがあるような内容や知っている内容が多かったような気がします!でも実際のPLAYFUL THINKINGの例は興味深かったな♪2011/06/02
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