内容説明
日本三大山車祭の一つに数えられる長浜曳山まつり(滋賀県長浜市)。狂言(子ども歌舞伎)やシャギリ(囃子)はどのように伝承されているのか。滋賀県立大生がその練習段階から密着、本番までの知られざる舞台裏をレポート。
目次
1 長浜曳山まつりとは(学生による長浜曳山まつりの調査;曳山まつりの楽しみ方)
2 フィールドワーク・長浜曳山まつり(子ども役者と振付;ボランティアが見た稽古場;シャギリ体験記 ほか)
3 曳山まつりの現在を考える(狂言の現在;まちなかの変容と山組;山組の組織と今後 ほか)
著者等紹介
市川秀之[イチカワヒデユキ]
1961年大阪府生まれ。1985年同志社大学文学部卒業。1987年関西大学大学院博士前期課程修了。博士・文学。大阪狭山市教育委員会・大阪府立狭山池博物館などを経て、滋賀県立大学人間文化学部地域文化学科教授。専門は日本民俗学・博物館学
武田俊輔[タケダシュンスケ]
1974年奈良県生まれ。1997年東京大学文学部卒業。2003年東京大学大学院人文社会系研究科単位取得退学。修士・社会学。日本学術振興会特別研究員・江戸川大学社会学部非常勤講師を経て、滋賀県立大学人間文化学部地域文化学科講師。専門は社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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