「あなたは男でしょ。強く生きなきゃ、ダメなの」―吉田司評論集

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「あなたは男でしょ。強く生きなきゃ、ダメなの」―吉田司評論集

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883231201
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

朝日新聞(2001年8月26日)
 夏バテ解消には、こういう「激辛ライター」(オピ)のホツトな評論集がいい。ちなみに、歌の文句みたいなこの育名は、「オレが棄てた(棄てられた)女」が別れ際に言い放ったせりふだという。著者は1945年9月の生まれ。団塊の世代というにはややフライング気味だが、いわゆる全共闘世代の一人で、ノンフイクシッョンという「世代芸」の本流を行く書き手として高い評価を得てきた。
 本書でも、文中にたびたび流行歌を引用するなど、様式性へのこだわりは強いが、問題意織はつねに清新。あの時代の用語でいう、「自己解体」の徹底ぶりがうかがえる。
 しかし、小川プロとともに三里塚にこもり、水俣をへて物書ききほなったという著者の「戦歴」も、いまでは解説が必要かも。これは、先の大戦でいうと、真珠湾攻撃のときには赤城の甲板にいて、沖縄戦の際には大和の艦橋にいたというぐらいのものだが、そういうとなおわかんない?やっぱ教科書が悪いか。山口文憲(エッセイスト)


    ■目 次■
まえがき ボム・ド・パンからの最初の挨拶
第1章 「あなたは男でしょ。強く生きなきゃ、ダメなの」と言われて
  その1 ブタ箱での目覚め
  その2 「やくざ踊り」の日々 
  その3 てんでカッコ良く死にてえな 
第2章 売れっ子有名人「殺人事件」
  さらば、ニッポン!●松田聖子
  かあちゃん、かあちゃんと泣いた男●北野 武 
  「二流」で行こう、モーニング娘。●つんく 
  「顔で笑って、心で泣いて」ってか●渥美 清 
  あんた、「左翼の寅さん」だよ●宮崎 学 
  デジタル「多重人格」化時代が始まった!●田口ランディ 
第3章 映画と書物に未来はあるか
  「民衆」という死語●映画『全身小説家』 
  コギャル・マゴギャルの援助交際●村上龍『ラブ&ポップ』 
  「オウムはわが友」●村上春樹『アンダーグラウンド』 
  もうひとりのフランク●村上龍『イン ザ・ミソスープ』 
  ノンフィクションなんて終わったよ●沢木耕太郎『オリンピア』 
第4章 神話と伝説がお好きな方へ
  「遊民」のバーチャルランド●宮沢賢治

内容説明

神話崩しの激辛ライター・吉田司が世に問う、生き方読本。

目次

第1章 「あなたは男でしょ。強く生きなきゃ、ダメなの」と言われて(ブタ箱での目覚め;「やくざ踊り」の日々 ほか)
第2章 売れっ子有名人「殺人事件」(さらば、ニッポン!―松田聖子;かあちゃん、かあちゃんと泣いた男―北野武 ほか)
第3章 映画と書物に未来はあるか(「民衆」という死語―映画『全身小説家』;コギャル・マゴギャルの援助交際―村上龍『ラブ&ポップ』 ほか)
第4章 神話と伝説がお好きな方へ(「遊民」のバーチャルランド―宮沢賢治「聖者」伝説;戦後最強「労働者」神話の裏舞台―三池炭鉱閉山 ほか)

著者等紹介

吉田司[ヨシダツカサ]
1945年山形市生まれ。早大中退。在学中から小川プロで「三里塚の夏」などを制作。70年から水俣に移住、水俣病患者と若衆宿を組織。その記録をまとめた『下下戦記』が大宅壮一ノンフィクション賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2024/12/21

seichan

0
こういう時事評論的な文章は年が経って読むと、作者の読みのその後を見るという意地悪いたのしみ方ができる。この人の文章は全部が自分語りなのでそうも言いがたいが。とはいえ、個人の根っこな部分に依る文章は今も面白く読めるが、サヨサヨした部分はこの世代独特の独断と偏見から永遠に抜け出せないんだろうなぁ、という感がつよい。根っこにクロスしてない言葉は、「気分」として、その世代とともに死ぬしかないのだろう。2012/08/05

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