内容説明
このところ市井で暮らしている将軍家の末娘ゆめ姫が、大奥に戻って来た。父将軍の体調が思わしくないのだ。「徳川の世を恨む悪霊の祟りではないか」と、姫は側用人から相談される。一方、本丸の開かずの御膳所では近頃殿方三人の幽霊が出るという噂が流れる―。将軍家の美しき姫が、過去に大奥で起きた密通事件など、難事件に果敢に挑む!続々重版の大人気シリーズ「ゆめ姫事件帖」待望の書き下ろし新作。
著者等紹介
和田はつ子[ワダハツコ]
東京都生まれ。日本女子大学大学院卒。出版社勤務の後、テレビドラマ「お入学」の原作『よい子できる子に明日はない』などで注目される。ミステリー、ホラーの著作が多数ある。近年は時代小説を精力的に執筆するほか、ハーブ関連書などもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
85
ゆめ姫事件帖「虹のかけ橋」6巻。ちょっと方向性が変わってきたのか霊媒師や悪魔祓いの様相に。2018/06/20
akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会
5
シリーズ6作目2020/12/21
シトラス
1
刊行された順番で読んでいたはずなのに、前後してしまった。 一応一話完結って感じのお話なのでわからなくなるということもないけれど、この後のお話で嫌がらせを受ける話があって?ってなったけど、江戸橋でのこういう大々的な鎮めの儀式があったからなんだなーってわかった。 今回はあまり進展はなかった。2021/04/03
nepo
0
信二郎や慶斉の出番がほんのちょびっと。 ゆめ姫だんだん凄腕祓い屋のようになっているけど、どこへ向かってる? 夢と現実の境がよくわからない。2017/10/18