出版社内容情報
大久保 愛［オオクボ アイ］
著・文・その他
内容説明
漢方×栄養学×腸活で、季節で生じる「なんとなく不調」を解決！肩こり、頭痛、便秘、不眠、腰痛…ｅｔｃ．人気漢方薬剤師が考案！体質改善スープ５５品収録。
目次
１ 春の食薬スープ―「気血」の巡りを促し、自律神経を整える（肩こりを解消；眼精疲労を解消 ほか）
２ 夏の食薬スープ―からだの余分な熱を冷まし、生命エネルギーを補う（食欲不振を解消；夏バテを解消 ほか）
３ 秋の食薬スープ―消耗した「気」と「水」を補い、乾燥から心とからだを守る（不眠を解消；便秘を解消 ほか）
４ 冬の食薬スープ―胃腸を深部から優しく温め、弱ったからだと心の基礎を強化（免疫力を高める；腰痛を解消 ほか）
著者等紹介
大久保愛［オオクボアイ］
秋田県出身。昭和大学薬学部生薬学・植物薬品化学研究室卒業。秋田の自然のなかで薬草や山菜を採りながら暮らす幼少期を過ごし、漢方や食に興味を持つ。薬剤師となり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び、日本人で初めての国際中医美容師資格を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、漢方・薬膳を始め医療と美容の専門家として商品開発や執筆、企業コンサルティングなどに携わる。漢方カウンセラーとして、年間２０００人以上の悩みに応えてきた実績がある。アイカ製薬代表取締役、和漢の森開発責任者、漢方生薬研究所開発責任者、一般社団法人腸内細菌検査協会理事、日本高麗人参協会代表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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aiaimo`olelo
17
漢方理論に栄養学や腸活理論などを合わせて考え出されたという「食薬」は、「薬膳」をより親しみやすい名称にしたものとのこと。季節に影響される五臓のはなし、雨の日に具合が悪くなるしくみ、2017年にノーベル生理学・医学賞で話題になった「時計遺伝子」の考え方など 興味深く読了。レシピもどれも美味しそうで、いくつかメモ。少し高価で手に取りづらい食材もあるが、食薬の世界を知る入り口としては入りやすい。 やはり糖分は良いことはないな…今年は少し頑張って糖分の摂取を減らし、化学調味料の使用も天然だしに置きかえていきたい。2023/02/11
joyjoy
5
薬膳関連本。漢方理論プラス腸・分子栄養学・遺伝子などの考え方を合わせて「食薬」と表現しているらしい。時間栄養学にも関心があるので、朝に摂りたい、夜に取りたい食材を考慮されたレシピというのが面白いと思った。ただ、季節、症状、朝か夜か、ごとのスープレシピは、眺めていても「おいしそう！でも今じゃないな…」と感じるものが多くて、今の自分に合いそうな、これ！というスープは見つからなかった。いつもの我が家のみそ汁やスープの具をちょっと工夫するくらいが、自分にはちょうどよいのかも。2024/07/03
