出版社内容情報
ブックトークの基本となる考えから、シナリオの作成、実演の工夫に至るまでを学べる入門書。初心者から経験者まで役立ちます。ブックトークとは、数冊の本を、あるひとつのテーマにそって、順序よく、上手に紹介することです。子どもを本の世界に招き入れる手だてのひとつとして、近年、学校や公共図書館で盛んになってきました。
東京子ども図書館では、これまでの実践や講習会等の成果を生かし、ブックトークの基本となる考えからシナリオの作成、実演の工夫に至るまでを学べるブックレットを作成しました。
ブックトークの基礎知識を伝える評論2編および、「シナリオ」7点と「実践報告――プログラムと子どもの反応」14点を収録。初心者から経験者まで役立ちます。事例に取り上げた作品の書名索引付。
はじめに/ブックトークの意義とその効果的方法(松岡享子)/ブックトークの歴史と実践のためのアドバイス(張替惠子)/シナリオ○くうねるところにすむところ(小学3・4年生)○いいものさがし 見つけた! つかまえた!(小学4年生)○ためしてみよう! こんなやり方(小学4・5年生)○きたり はいたり かぶったり(小学5年生)○もうひとつの名前(中学生)○1冊紹介『たんたのたんけん』(小学2年生)『クローディアの秘密』(小学5・6年生)/実践報告――プログラムと子どもの反応○あな! あな? あな!?(小学3年生)○見える? 見えない?(小学3年生)○はなのはなし(小学3・4年生)○町を歩いてまわったら?(小学3・4年生)○あつめてみよう! あんなもの、こんなもの!(小学4年生)○こんにちは おてがみです(小学4年生)○時間ってふしぎ(小学4・5年生)○悪口書いた! スッキリ! ドッキリ!(小学5年生)○細くてもたよりになります ?糸?(小学5年生)○これ知ってる? ―めずらしい道具あれこれ―(小学5・6年生)○生まれているけど生まれてない 生まれてないけど生まれてる(小学5・6年生)○ぜんぶ馬の話(小学6年生)○数に注目!!(中学2・3年生)○悪魔――その正体は?(中学・高校生)/書名索引
東京子ども図書館[トウキョウコドモトショカン]
子どもの本と読書を専門とする私立の図書館です。1950年代から60年代にかけて東京都内4ヵ所ではじめられた家庭文庫が母体となり1974年に設立、2010年に内閣総理大臣より認定され、公益財団法人になりました。子どもたちへの直接サービスのほかに、“子どもと本の世界で働くおとな”のために、資料室の運営、出版、講演・講座の開催、人材育成など、さまざまな活動を行っています。
前半の2評論は、当館名誉理事長松岡享子と理事長張替惠子が執筆。後半の実例は、当館役職員および当館主催の講座の元受講生による実践の成果です。
目次
ブックトークの意義とその効果的方法
ブックトークの歴史と実践のためのアドバイス
シナリオ(くうねるところにすむところ―小学三・四年生;いいものさがし見つけた!つかまえた!―小学四年生;ためしてみよう!こんなやり方―小学四・五年生;きたりはいたりかぶったり―小学五年生;もうひとつの名前―中学生 ほか)
実践報告―プログラムと子どもの反応(あな!あな?あな!?―小学三年生;見える?見えない?―小学三年生;はなのはなし―小学三・四年生;町を歩いてまわったら?―小学三・四年生;あつめてみよう!あんなもの、こんなもの!―小学四年生 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
頼ちゃん
みー
鳩羽
きのこ
-
- 和書
- 憲法 (第3版)