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イギリス人はどう遊んできたか「遊び」の社会史―娯楽に見る貧富の格差

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  • サイズ A5判/ページ数 321p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784883226740
  • NDC分類 384.8
  • Cコード C0036

内容説明

イギリスで、長く上流階層が独占していた「遊び」を、貧しい庶民はどう自らのものとしていったか。その抵抗とバイタリティーの軌跡を、中世から現代まで、社会の諸相をまじえて描き出し、人間本来の欲求である「遊び」のあり方を問う。

目次

中世の後景―おもに12世紀から13世紀にかけての娯楽模様
中世の華飾―見せ物の盛期―14世紀から15世紀にかけて
幕間狂言―中世の遊び道具
ルネッサンス―16世紀の魅惑
分裂―17世紀の変調
幕間狂言―座興をそいだピューリタン
都会の紳士―王政復古とジョージ朝(1)
田舎の紳士―王政復古とジョージ朝(2)
窮民―王政復古とジョージ朝(3)
幕間狂言―仰天と驚嘆〔ほか〕

著者等紹介

小山内洸[オサナイタケシ]
北海道教育大学名誉教授。専攻:英語科教育学。1938年青森市生まれ。1960年東京教育大学文学部文学科英米文学専攻卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まづだ

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12世紀以来のイギリス人の娯楽を淡々とまとめた本。ぼくは日本的な遊びにあまり見られない、猟奇欲をたどって読んでみました。シカやキツネの狩りは富裕層のもの。庶民においては偽の獲物を追うフットボールや、ウシ攻めやクマいじめといった見世物となる。そして格闘技ショー、ヌーベルバーグへと姿を変える。狩猟時代への郷愁か、本能が求めるのか。これらはぼくから見ると悪趣味だけど、時代を超える興奮があるんだろうな。2012/09/21

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