出版社内容情報
「掃除」とは「整理・整頓・清掃・清潔・躾」の5S 駅前掃除を20年間続けてきた著者による「掃除」という秘策!
内容説明
毎朝の駅前清掃23年間で見えてきたこと、わかってきたこと。松下幸之助やブッダなど、偉人たちの掃除術も収録!
目次
第1部 駅前清掃、二〇年やって気づいたこと(駅前清掃を始めたきっかけ;駅前清掃がくれたたくさんの喜び;トイレ掃除「に」学べること;掃除する人、「あ・い・う・え・お」;掃除すると、「か・き・く・け・こ」;掃除する人、「さ・し・す・せ・そ」;掃除すると、「た・ち・つ・て・と」;掃除すると、「な・に・ぬ・ね・の」)
第2部 ようこそ!掃除の奥深い世界へ(先人たちは掃除をどう捉えたか;できる企業は掃除にこだわる;学んだことは、「は・ま・や・ら・わ・ん」)
著者等紹介
山本健治[ヤマモトケンジ]
1943年大阪府生まれ。文筆家・ニュースコメンテーター。66年立命館大学を卒業し、会社員を経て、高槻市会議員と大阪府会議員を務める。選挙に落選後以降23年間毎朝、新大阪駅東口の広場の清掃と、「掃除に学ぶ会」でのトイレ掃除をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
inahiro020
1
会社の掃除は社員が毎朝している。薄々気づいていた良いことが はっきりわかった。2021/09/05
かぴばら
1
掃除は、ついつい雑事ととらえて面倒くさいと思ってしまいます。 しかし、そうではないんだなと思いました。 まずは少しだけでも掃除や整理整頓をしたいとおもいます。2017/08/27
Masamichi Uchida
0
掃除を継続するとこんな変化が!という感じをアイウエオ作文風にだけれど、著者の体験に基づいて伝えてくれる良い本でした。 ただ、アイウエオ作文風にしなくても良かった気がします。長年やってこられたことが妙な枠に閉じ込められた感がありました。2017/05/07
ふくろう
0
著者は母親の言葉の意味を実践することでようやく腑に落ちる。時短や効率、より便利で楽できることを追求し、大金を生み出す事こそ価値があるという世の風潮に、まず足元を見ろと、著者は述べる。掃除は「道」であり、掃除は心磨きである。物事を雑にするから「雑用」になるのであって、「雑用」なんて存在しない。ごもっとも。つい、目先のやるべき事に追われ、手抜きしてしまう、日常の基本をきちんとせずして、成し遂げられようか。心に留めておきたい言葉の数々。いつから始めても遅くない、継続は力なり、今日から始めます。2018/01/31