内容説明
わたしたち人類は、18cmの土壌、11cmの水、15kmの大気、3mmのオゾン層、そして、おおよそ500万種の生物によって、生かされている。「土と環境」の博士が詩文と写真にこめた「母なる大地のラブストーリー」。もはや天地は行動を開始している。わたしたちに残された時間は、短い。
目次
第1章 土壌史(地球の夜明け;地殻 ほか)
第2章 人間圏(土と文明;中国文明の道 ほか)
第3章 土の中の宇宙(川が運んだ土で;春の田んぼ ほか)
第4章 風にきく土にふれる(土壌と健康;人と自然 ほか)
著者等紹介
陽捷行[ミナミカツユキ]
1943年、山口県生まれ。日本土壌肥料学会賞、環境庁長官賞優秀賞など足跡は大きく長い。専門は土壌学、環境科学。東北大学大学院農学研究科博士課程修了後、農林省に入省。農業環境技術研究所理事長、北里大学副学長などを経て、現在は農業大学校校長として後進の育成に力を注ぐ。2007年、ゴア元米国副大統領とIPCCがノーベル平和賞を受賞した際、IPCC報告書の代表執筆者を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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