内容説明
本書は、姉妹編の『新日本語の基礎』の特徴、学習項目と学習方法のわかりやすさを生かすとともに、会話の場面や登場人物など、学習者の多用化に対応して、より汎用性の高いものとするなど、国の内外のさまざまな学習者の地域の特性にも支障なく、日本語の学習が楽しく進められるように内容の充実と工夫を図った。特に、「本冊」となっている本書では、日本語の発音上注意すべき点について、主な例を提出してある。教室での指示、日常の基本的あいさつなどでよく使われるものを掲げた。第1課から第25課まであり、その課で学ぶ基本文型が掲げてある。基本文型が実際にどのように用いられているかを質問及び答えという小さい談話の形で示した。また新出の副詞や接続詞などの使い方や基本文型以外の学習項目も示されている。会話には日本で生活する外国人が登場し、様々な場面を繰り広げる。各課の学習内容に日常生活に使用されるあいさつなどの慣用表現を加えた。