自由と進化―コンストラクタル法則による自然・社会・科学の階層制

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自由と進化―コンストラクタル法則による自然・社会・科学の階層制

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  • サイズ 46判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784314011969
  • NDC分類 420
  • Cコード C0040

出版社内容情報

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肺の分岐構造と樹木の形状が似ているのも、動物たちが多種多様な姿かたちをしているのも、ただの偶然の産物ではない。さらには集積回路の放熱板も、河川の流れも、世に見られる階層制も交通網も、富の流れも文化の伝播もメディアの構造も――生物・無生物を問わず、すべてはより良く流れるかたちに進化する。
これが〈コンストラクタル法則〉で、物理法則の第一原理だ。

「変化する自由がなければ、
 デザインも進化も、
 したがって未来も、何もない」

新たな物理法則〈コンストラクタル法則〉を世に問うて衝撃を与えた前作『流れとかたち』『流れといのち』に続く三部作の完結編。2018年に米国版ノーベル賞とも言われるベンジャミン・フランクリン・メダルを受賞したエイドリアン・ベジャンが、諸領域で適用されるコンストラクタル法則の理論的背景を解説しながら、〈自由〉と〈進化〉をキーワードに、未来に資する科学のあり方を説く。

内容説明

「生物・無生物を問わず、すべてはより良く流れるかたちに進化する」という新たな物理法則“コンストラクタル法則”を世に放った熱力学界の鬼才エイドリアン・ベジャンが、同法則の理論的根拠を解説しながら、物理学における自由と進化の概念を確立し、未来に資する科学のあり方を説く。瞠目の理論と迸る情熱が凝縮された珠玉の書。衝撃作『流れとかたち』『流れといのち』に続く三部作完結篇。

目次

自然と力
規模の経済
階層制
不平等
社会的構成とイノベーション
複雑性
学問分野/規律
多様性
進化
収穫逓減
科学と自由

著者等紹介

ベジャン,エイドリアン[ベジャン,エイドリアン] [Bejan,Adrian]
1948年ルーマニア生まれ。デューク大学J.A.Jones特別教授(distinguished professor)。欧州アカデミー会員。マサチューセッツ工科大学にて博士号(工学)取得後、カリフォルニア大学バークレー校研究員、コロラド大学准教授を経て、1984年からデューク大学教授。30冊以上の書籍と650以上の論文を発表しており、スタンフォード大学のジョン・イオアニディスが作成した引用インパクトデータベースにおいて、最も引用されインパクトのある世界の科学者の上位0.01%(工学部門では世界トップ10)にランクされたことが2019年のPloS Biologyで発表されている。1999年にマックス・ヤコブ賞、2006年にルイコフメダルなど、受賞歴多数、11か国の大学から18の名誉博士号を授与されている。熱力学での業績と、科学と社会システム亥における自然のデザインと進化についてのコンストラクタル法則の提唱が認められ、2018年には米国版ノーベル賞とも言われるベンジャミン・フランクリン・メダル、2019年にフンボルト賞を受賞

柴田裕之[シバタヤスシ]
1959年生まれ。翻訳家。早稲田大学理工学部、アーラム大学卒

木村繁男[キムラシゲオ]
1950年生まれ。公立小松大学副学長・大学院サステイナブルシステム科学研究科長、金沢大学名誉教授。早稲田大学理工学部機械工学科卒業後、一般企業勤務ののち、コロラド大学大学院工学研究科においてエイドリアン・ベジャンを指導教授として博士号取得(工学)。カリフォルニア大学ロサンゼルス校、通商産業省工業技術院を経て現職。専門は伝熱工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mft

5
「流れとかたち」「流れといのち」とこの「自由と進化」で三部作だそうである。自由の価値に主張の力点があるのがこれまでの流れを中心とした語り口と違う点(いやそうでもないか)。少し前作から時間が空いたので、「流れとかたち」から味わい直すのも良いかもしれない2023/02/03

好奇心の横断歩道を渡る!

2
三部作の完結編らしい。面白かった。自由という言葉一つとっても、非常に抽象的な意味で使っている印象だった(リバタリアンの言う自由よりも、物理学でいう自由度に近いと思う。リベラリズムのいう自由とは違う。)。今まで見たことのない切り口が多かった。内容については態度保留。若干、感情的というか、思想色が強いのかな?三部作の一部と二部を読んで、そのあとで再読するかもしれない。2023/02/17

げんさん

0
数式の出てくる本は難しい2023/04/18

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