出版社内容情報
現在も日々の生活に役立つ心の整え方と、それを実践するための作法を懇切に示す。
明治期の礼法書として、最高峰の資料。
緒言 11
●上編 心のとゝのへと行為と
一 正実なるべきこと 13
正実の萌芽 14
我が皇祖姫大神の御遺訓 14
心は鏡の如くなれ 14
司馬温公が胡桃 15
彼の児は善良なる児 17
母は決して欺く可からず 18
二 仁慈なるべきこと 19
仁慈は天地の徳なり 19
汝の敵を愛せよ 19
婦人の仁といふこと 22
女子の同感性 22
女中の丈夫亦多涙多感なり 24
慈恩春の如く雪裡餓児を助く 25
郷民の慈母 28
白衣の天使 29
三 恭謙なるべきこと 30
恭謙の心を養ふべし 32
恭謙の容を偽ること勿れ 32
恭謙、遜譲なれ。恐懼卑屈なること勿れ 32
一の文字さへ知らざるが如し 34
三万石をお忘れなさるな 34
柴門深く扉して名誉の光彩を杜絶す 36
彼れは正直な善い児でありました 37
四 貞粛なるべきこと 38
女子は貞粛なれ。即ち是れ天の意 39
赤白の毬能く善悪の心念を徴す 41
貞粛の徳能く瓦を化して玉とす 43
五 快
下田歌子[シモダウタコ]
著・文・その他
実践女子大学下田歌子研究所[ジッセンジョシダイガクシモダウタコケンキュウジョ]
監修
湯浅茂雄[ユアサシゲオ]
著・文・その他/解説
内容説明
現在も日々の生活に役立つ心の整え方とそれを実践するための作法を懇切に示す。明治期の礼法書として、最高峰の資料。
目次
上編 心のとゝのへと行為と(正実なるべきこと;仁慈なるべきこと;恭謙なるべきこと;貞粛なるべきこと;快濶なるべきこと ほか)
下編 形のとゝのへと動作と(座作進退の法;物品薦撤の法;対話に関する作法;訪問に就きての作法;接待に就きての作法 ほか)
著者等紹介
湯浅茂雄[ユアサシゲオ]
実践女子大学下田歌子研究所所長。1952年、東京都生まれ。上智大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程満期修了。実践女子大学文学部国文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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