出版社内容情報
今日は夏休みの最後の日、そして明日はガルマンの小学校の入学式。不安でいっぱいのガルマンはパパやママや年寄りのおばさんたちに「不安なことはある?」と質問します。まだ一本も乳歯が抜けていないことを気に病むガルマン。ガルマンの通学が心配なママ。仕事で失敗しないか心配なパパ。お迎えはもうすぐと言いながら、夏を堪能するおばさんたち。幼稚園から百歳まで、不安でいっぱいな人生を楽しんで生きたい人たちのための、濃密で鮮やかな絵とユーモアラスな味わいの文章で語られるおはなし。[本書は総ルビです]
(推薦文)
「そうなんだよ!もう少しカワイかった気がするけど、たしかにオレも昔はガルマンだった。まぶしくてちょっと痛い、夏の終わりってこうなんだよ!」しりあがり寿
(受賞歴)
2007年 ボローニャ国際児童図書展大賞
2009年 エズラ・ジャック・キーツ賞
2010年 ドイツ児童文学賞
2012年 イタリア・アンデルセン賞
ほか
スティアン・ホーレ[スティアン ホーレ]
1969年生まれ。ノルウェー、オスロ在住のイラストレーター、絵本作家。国立芸術デザイン大学にてヴィジュアル・アートの修士号取得。ノルウェーの絵本作家としては異例なことに、その作品は世界各国で翻訳出版され、高い評価を受けている。作品に『Den Gamle Mannen og Hvalen(老人と鯨)』『Garmans Gate(ガルマンの通り)』『Garmans Hemmelighet(ガルマンの秘密)』『Annas Himmel(アンナの空)』『Morkels Alfabet(モーケルのアルファベット)』。本書『ガルマンの夏』は2007年度のボローニャ国際児童図書展でラガッツィ賞大賞を受賞している。
小柳隆之[コヤナギタカユキ]
千葉県生まれ。東京大学法学部卒業後、商社勤務を経て、現在、文化イベントプロデューサーとして「想像空間」を主宰。翻訳者・出版コーディネーター。訳書にイベン・サンデモーセ『エングレペルス』(ネット武蔵野刊)、クリーブ『えーっ、そうだったの』(アートプリントジャパン刊)。
内容説明
今日は夏休みの最後の日。三人のおばさんたちが遊びに来ています。あたりには秋の気配が漂ってきました。ガルマンの歯はまだ一本も抜けていません。夏の間、毎日、歯を触ってみました。もう時間がありません。明日には学校が始まります。ガルマンは不安です。もうすぐ終わるなにかと始まるなにかの物語。2007年ボローニャ国際児童図書展大賞。2009年エズラ・ジャック・キーツ賞。2010年ドイツ児童文学賞。2012年イタリア・アンデルセン賞。幼稚園から。
著者等紹介
ホーレ,スティアン[ホーレ,スティアン] [Hole,Stian]
1969年生まれ。ノルウェー、オスロ在住のイラストレーター、絵本作家。国立芸術デザイン大学にてヴィジュアル・アートの修士号取得。『ガルマンの夏』は2007年度のボローニャ国際児童図書展ラガッツィ賞、2009年度エズラ・ジャック・キーツ賞、2010年度ドイツ児童文学賞、2012年度イタリア・アンデルセン賞などを受賞している
小柳隆之[コヤナギタカユキ]
千葉県生まれ。東京大学法学部卒業後、商社勤務を経て、現在、文化イベントプロデューサーとして「想像空間」を主宰。翻訳者・出版コーディネーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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遠い日