著者等紹介
金子みすゞ[カネコミスズ]
明治36(1903)年、山口県仙崎村(今の長門市)に生まれる。大正末期にすぐれた作品を発表し、西条八十に「若き童謡詩人の巨星」とまで称賛されながら、二十六歳の若さで自らの命を絶つ。死後、その作品は散逸したが、五十余年を経て、童謡詩人・矢崎節夫の努力によりその作品の全貌が顕らかにされ、天才詩人として注目される
森川百合香[モリカワユリカ]
昭和45(1970)年神奈川県生まれ。女子美術大学洋画卒業。1996年第二回日米絵本コンテスト二位受賞。個展など精力的に創作活動を展開している。童画芸術協会会員、日本児童出版美術家連盟会員
矢崎節夫[ヤザキセツオ]
童謡詩人
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
24
【大人こそ絵本を】詩と絵のベストマッチ。金子みすゞさんのことばはやさしいな。2016/08/10
千加
22
みすゞさんの絵本を見つけちゃったから手に取らずにはいられない。何とも絵が愛らしい😊。何度か読んで知っていても、挿し絵で雰囲気は少しかわる。気持ちいい青空に洗濯物が干されてる、女の子の心もそのように。 ン~、癒される🌿。2021/11/21
AKIKO-WILL
15
金子みすゞさんの詩に森川さんの可愛らしい絵が付き、絵本のように読めました。金子みすゞさんの目線でみる世界はとても温かいです。2015/04/11
こりんご
15
ほぼひらがな表記にした金子みすゞの詩が、あたたかい絵と合っていて好きでした。ちゃんと読んだことなかったのですが、リズム感のある詩が多いようですね。今度は姪にも読んであげたいな。 『みえぬけれども あるんだよ、みえぬ ものでも あるんだよ』2012/11/25
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
18日予定の5年生のブックトーク授業で、担任から3学期に勉強する金子みすゞさんの本も入れて欲しいということで選本。15編の詩。『 おひさん あめさん / くさのな / 四がつ / おんなの子 / けがした ゆび / せみの おべべ / つばな / はだし / わたしの かみの / くも / おはなだったら / うらない / ちゃわんと おはし / しろい ぼうし / ほしと たんぽぽ 』 2020/12/16