内容説明
アルカリミネラル製剤、食事内容の見直し、体外への排出処置。これらの手段で患者さんたちの酸塩基バランスを整えるとよくなる症状がいっぱいあります。この本では、数多くの臨床例をもとに、慢性アシドーシスがもたらす結果について解説しています。血液、尿pH値の正しい測り方、潜在性アシドーシスを改善する簡単な治療法を学べます。アシドーシス状態の解消、解毒の方法を満載した治療コンセプトは、診療に大いに役立つでしょう。F.X.マイヤーが提唱する正しい食事法が重要な役割を果たします。
目次
1 理論の基礎
2 内臓機能の調和
3 アシドーシス・アルカローシスの測定方法
4 慢性アシドーシスの臨床例
5 アシドーシスの治療
6 ヒトでの臨床試験
7 獣医学からの知見
著者等紹介
渡邊昌[ワタナベショウ]
(社)生命科学振興会理事長。医学博士。慶應義塾大学医学部卒業。国立がんセンター研究所疫学部長、東京農業大学教授を経て、(独)国立健康・栄養研究所理事長を務め(~2009年3月)、現職に
ヴォルリチェク,ミヒャエル[ヴォルリチェク,ミヒャエル][Worlitschek,Michael]
一般医学専門医。自然療法医。1945年生まれ。1975年7月よりドイツ、ヴァルトキルヒェンで一般医として開業。一般診療における酸塩基平衡の治療について研究する。酸塩基平衡とF.X.マイヤーの腸洗浄法について定期的にセミナーを主宰
知高良美[チタカヨシミ]
独和翻訳者。明治大学文学部卒業。医療機器メーカー、自動車メーカーなどドイツ系企業数社に勤務。独和辞典の校正にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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